夫と2人で聞いた先生の話は——

子宮頚がんの再発。

そして、子宮、卵巣、肺、骨盤内、縦隔、大動脈リンパ節への遠隔転移。

怖くて全部は聞けなかったけれど、

これはつまり「ステージ4」ということだった。

先生は言った。

「正直、私も愕然としています。今すぐ思いつく治療法がありません」

……先生、正直すぎませんか。

そのまま実家へ向かった。

夫とは別々の車で病院に来ていたけれど、

私の運転が心配だったのか、実家までずっと後ろを走ってついてきてくれていた。

両親に伝えると、言葉を失っていた。

想定外すぎる現実。

辛い思いをさせてしまった。

娘が帰ってくるまでに、気持ちを立て直したかった。

でも、頭に浮かぶのは最悪なことばかり。

娘の顔を見た瞬間、こらえきれなくなって、

私につられて一緒に泣かせてしまった。

不安と恐怖でいっぱいだった。

それでも、お腹は減るし、眠くもなる。

「ああ、生きてるってこういうことなんだな」

そう感じた、長い一日だった。